ぼーろんぼーろん

狂言のなかで、きのこが動き回る時の音でございます。

オト繋がり。まいいかなと。

 

とあるコラムを目にして、おお、まさに!と思ってしまったのですよ。

先日、一部の情報だけで勝手に判断して言いっぱなし、というのはなぁとここで呟いたんですが、某作家が書かれたコラムについて、別なコラムニストが書いていた。まさに言いたいことをまとめてくれている、と思ってしまったのですな。

しばらく世間をにぎわせていた件の事件で、親御さんが自身を責めていたコメントは私も目にしたのですよ。
他にどうすればよかったのと、思っているんじゃないかと胸が痛くなったけど、そういう人に対して、投げつけるにはどうかと思うコラムでやっぱりその女性作家は嫌いだなと思ってしまった。

私も忙しいと零しながら働いてますが、これで働かずに某女性作家のコラムに書かれていたような、子育てをしていたらどうなっているだろうと思うとぞっとする。
あっという間に標準的なご家庭レベルからは転落し、路頭に迷うかどうかをうろうろしそうな気がする。

今は一応人並みに暮らせていても、都会で働いていて、あまりにみすぼらしい格好は出来ないと思うんですよ。客先に向かう最低限のレベルがあるはずだぜ、とかね。
そういったものを維持するだけでもそれなりのお金はかかるわけですよね。

果たして、乳幼児ではない子供の面倒を見るからと言って、遅刻や早退当たり前、時には会社を休む。そんな状況で高収入などあると思っているのだろうか。
おかーさんは、すべてお金に困らない仕組みで、子供に尽くして過ごせとでもいうのかなーという論調に、そんなことされたら子供だって嫌だろうよ、と思った。

あなたのためよ、なんて言いながらそれは自己満足じゃないの?と思うところもあって。作家のコラムにあったようなことは、やるべきことをやることとは違う気がするんだよなぁ。

そのなかでは、シングルマザーで恋人がいることも責めている。いやいや、パートナーができたらいかんのか、と読みすすめたら、そういうことは余裕がある人妻がすることなんだそうだ。何とも腰が抜けそうな暴論だなぁ。

そして、そんな貧困層(すごい決めつけだけど)は、コラムが乗っていた雑誌や本を読む余地もなく、想像力もないんだそうだ。

想像力って本を読んでいようがいまいが、ない人はないと思うの。
どうか、無意識でこういう暴論をぶつけないでほしいと思う。
同じように、自分もぶつけないように気をつけねばと思う。

見る権利、見ない権利を振りかざす前に、たとえ、個人的な意見であれ言っていいかどうかも判断できない人にはなりたくない。

そういや、空にでていたNPOの親玉がそうだったなぁ・・・・

投稿者 kogetsu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です