真昼の月 6
「藤枝」 「おう」 番組の終り、50分過ぎに短いニュースが入…
「藤枝」 「おう」 番組の終り、50分過ぎに短いニュースが入…
ビールのグラスを手にすると、リカと一緒に飲んでいた瞬間にグラ…
待ち合わせ場所についた藤枝は、携帯を手に今日の彼女が来るのを…
肩を竦めた藤枝が、片手を出して頭を掻く。黙ってみていた西村が…
一通り、フロアのざわめきが落ち着くのを待って、カメラマンが肩…
「すっかり遅くなったな」 白いのれんをはらって、空井とリカの…
その匂いに気づいたのは、僕じゃなくて、室長が先だった。 「あ…
僕の奥さんと一緒に家を出て奥さんの実家へと向かう。通勤には不…
「比嘉ちゃんはさ。どうなの?次の試験」 「試験、ですか?」 …
槇三佐は、この部屋の隠れたポイントガードだ。 実は稲葉さんが…
そろそろ稲葉さんが来る時間なんですかねぇ。 ちらっと隣の席で…
「藤枝の連絡先?」 「うん。この前、リカの携帯に藤枝さんが出…
子供味覚だと言った俺を可愛いですね、と言ったリカぴょんは、甘…
「触ってもいい?」 「いいよ?」 素肌のままで、腕の中で甘え…
「リカ……」 「ん……ぁ……」 少し掠れた彼女の声に、低く流…